やっぱり人は合理的じゃないです
どうも、あうくばです。
いきなりですが、経済学の世界では人は経済的に合理的だということになってます。
なわけないのに。
やっぱり合理的じゃないなぁと思ったことが昨日ありました。
生活保護を受けてる家庭の子と話していたんですが、どこかで聞いたことあるような話を本当に聞きました。
稼いだだけ同額を保護額から引かれるという話です。
例えば、アルバイトをして月に5万円稼いだら、次の生活保護の額から5万円引かれるといったようなものです。
2万円くらいまでは働いて稼いでもいいそうなので、上の例えなら実際には生活保護の額から3万円ほど引かれるそうなのですが。
なお、生活保護の仕組みについて詳しいわけではないので、間違っていたらごめんなさい。
その友達と話していると、やはり2万円以上稼げるアルバイトをするモチベーションが無いことを感じます。
それはそうでしょう。
働いたところで、世帯としての(親の受け取る?)生活保護の額は変わらないんですから。
まだ、世帯主ではないのでそこまで深刻ではないですが、こんな制度が世帯主でも適用されているのなら、頭の悪い仕組みだなと思います。
感情的にはこういう仕組みにしたくなるのも分かります。
生活保護を受けていない大多数からすれば、「働いて稼いでいるのに生活保護を受けているのはおかしい」と思うはずです。
しかし、合理的ではありません。
働こうと思うモチベーションを減らす仕組みになっています。
生活保護の額を超えて稼げば、普通に働いた分だけ稼げますが、それは生活保護を受けなくなると同じです。
そこに至る道筋が問題ってことです。
「稼いだ額の〇割り保護の額を減らす」という仕組みの方が合理的だと思います。
そうした方が、より多く働くモチベーションが高くなるでしょう。
感情論ではなく合理的な仕組みを作らないといけません。
たぶん、それは仕事の中でも同じなんだろうな~と思います。
以上、よろしくお願いします。