日進月歩年跳

東京都内の大学の経済学部に通う大学3年生が、自分の頭の中身を整理するために、経済からIT、リーダシップ論など大学生の視点で書いていきます。

渋谷で都市計画についてちょっと考えました

こんにちは、あうくばです。

 

今日久しぶりに、渋谷にご飯を食べに行きました。

 

 

渋谷って面白い街ですね。

 

お店を探しながらブラブラしていて、渋谷の面白さを感じていました。

 

 日本の流行の先端を行く街でありながら、昔からある店が沢山残っています。

 

特にスクランブル交差点の真下に広がる地下道に、沿って並ぶお店たち。

 

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 渋谷とは思えないくらい昭和感が漂っています。

 

これが、あのスクランブル交差点の真下にあるってところが面白いですね。

 

昔あった商店街が、渋谷駅周辺の開発の際に地下に移動して、格安の地代で営業を続けているって話を聞いたことがあります。

 

そんなお金の事情がないと、渋谷のど真ん中にこの地下街の雰囲気は残らなかったでしょう。

 

 

他にも、アパレルの旗艦店の隣のビルに古そうな雀荘があったり、首都高が上に通っている片道3車線の道路から一本裏路地に入れば、小さな居酒屋が並んでいたり。

 

道路も、ぐにゃぐにゃ曲がっていて、その道に沿って、飲食店・アパレル・家電量販店・雑居ビルなど、さまざまな建物がごちゃ混ぜで建っています。

 

 

一方、渋谷駅のすぐそばでは、何線だか忘れましたが、どっかの電車の駅を移す(?)工事が続いています。

 

 

渋谷ヒカリエは数年前にできましたが、まだまだ新しい巨大ビルを作るようで、今日の夜の10時くらいに大きなトラックが何台も工事現場に入っていくのを見ました。

 

 

渋谷って、昔からある街なのに、ある時から大きな開発が進み、その時々での計画で大きくなっていったような気がしました。

 

今の渋谷の再開発は一連の計画で行われているのでしょう。

 

しかし、それも変更できる一部の場所に限ります。

 

高いビルを作れば、その分だけ色んなお店やオフィスが入ります。

 

そうすることで、限られた再開発の可能な場所で、大きな変化を作ろうとしていると思います。

 

そして、今までも同じようにある程度の土地を開発するということが何度も行われていたはずです。

 

 

先進国である日本で今日、1からまちづくりが行えるような所はないと思います。

 

やっぱり既存の建物を考慮しながら、限られた土地の利用方法を変えることで、街をより良く変化させていくものでしょう。

 

しかし、渋谷ほどの大都会が、昔からある建物と共存しようとすると、かなりごちゃごちゃした街になるのでしょう。

 

日本は国土が狭い分、行政・企業・大学など、様々な組織・施設が東京という一つの都市に多くまとまっています。

 

古いお店の前を通って、最新の服を買いに行くたくさんの若者がいる街、いろんな建物が凝縮して集まった街。渋谷。

 

これも日本らしい街のあり方なのかもしれません。

 

 

以上よろしくお願いします。