日進月歩年跳

東京都内の大学の経済学部に通う大学3年生が、自分の頭の中身を整理するために、経済からIT、リーダシップ論など大学生の視点で書いていきます。

人口知能に仕事を奪われるか(続き)

こんにちは、あうくばです。

 

人口知能が発達して人間が仕事を奪われる、みたいな話が言われていますが、そうは思わないという話の続きです。

 

univ.hatenadiary.com

 

今日、経済を勉強してて、需要と供給が一致するという当たり前のことを思い出しました。

 

人間の代わりに人口知能が仕事をするようになると、供給は人工知能がやるのに、需要は人間の欲求を満たすための消費にあたることになります。

 

つまり、人工知能が稼いで、人間がお金を使うわけです。

 

 

これムリですよね。

 

仕事をするのと消費をするのが一致しないんです。

 

 

今は、生産に機械を使いながらも、なんだかんだで人間が機械を操作するなどで仕事をしています。

 

しかし、人工知能が人間より賢くなって、人工知能が機械を使って生産したり、人工知能を再生産するようになったらどうでしょう。

 

人間が仕事を奪われ、稼げなくなるかもしれません。

 

 

でも、これでは社会は回りません

 

人間は稼げなくても消費をします。

 

そのためにはお金が必要。

 

なので、人工知能の能力が人間をこえるかどうかではなく、社会の仕組みの影響で、人が仕事をしなくなることはないと思います。

 

 

ただ、別の可能性も考えられます。

 

それは、機械などの資本を持つ金持ちがどんどん儲けて、労働者との格差が広がるのと同じように、人工知能を持つ者と持たない者の格差がどんどん広がっていくことです。

 

人工知能が稼いだお金は、人工知能の持ち主のものになり、労働者は仕事を奪われていく、というシナリオです。

 

これは、人口知能に人が仕事を奪われるという前提の上に立っていますが、社会の仕組み的には、ぎりぎり社会が回るので、あり得る未来ではないでしょうか。

 

こうなったときは、人工知能にはできない新たな仕事を人間が生み出していくしかないですね。

 

 

あとは全人類が自給自足になって、自分の食べる食料は自分で作るようになるとか。

 

人工知能によって人間の生活水準が下がるSFみたいな未来ですが、これもあり得るかな?

 

 

以上よろしくお願いします。