日進月歩年跳

東京都内の大学の経済学部に通う大学3年生が、自分の頭の中身を整理するために、経済からIT、リーダシップ論など大学生の視点で書いていきます。

好きなyoutuberが話題になった話と、ネットの素晴らしさについて

こんにちは、あうくばです。

 

趣味の1つがyoutube鑑賞で、何人かよく見るyoutuber(youtubeを配信する人)がいます。

 

そんな好きなyutuberのうちの一人が昨日アップした動画が、ネットで話題になりました。

 

それがこちら。

 

youtu.be

『当たりはなかった?祭りくじで悪事を働く一部始終をban覚悟で完全公開します』

 

 

ヒカルさんというyoutuberの方が、祭りでくじをやっている的屋に行き、くじを買い占めます。

 

みなさんご存じだと思いますが、祭りのくじなんて当たらないもの。

 

それをこの方が実証すべく、くじを全て買い占めて、当たりがないことを明らかにしようとする動画です。

 

 

ネタバレをしてしまうと、この動画では15万円ほどくじを買ったものの、まったく当たらないという結果が出ます。

 

想像どおりではあったものの、実際に実証されるのを見るのは、面白いものです。

 

 

そして、どうやらこの動画がネットではとても話題になったようです。

 

動画の再生回数は400万回(4月4日時点)を超え、youtubeTwitterの急上昇ランキングで1位になったり、Twitterのフォロワーやyoutubeのチャンネル登録者数が急増したりなどなど。

 

祭りのくじなんて、誰もが知っているもので、その不正が明らかになったとなれば、いろんな人が見るものなんですね。

 

もちろん、ちゃんと当たる祭りくじもあるんでしょうが。

 

 

ここで私はインターネットの素晴らしさを一つ感じました。

 

それは誰もが発信できることです。

 

SNSが普及した今、なにを当たり前のことを思うかもしれませんが、やはりこれはスゴイことです。

 

 

怪しい目で見られることも多い祭りくじが、やはり不正をしているとなれば、この動画を見た人は今後、祭りくじをやらなくなるでしょう。

 

そうなれば次第に不正をする祭りくじが減っていくかもしれません。

 

ちゃんと当たりが出る祭りくじにも影響があるかもしれませんが、そういうところは動画を見ていない人がまたやりに来てくれるでしょう。

 

また、不正をする祭りくじが減れば、祭りくじに対するネガティブなイメージも薄まり、むしろちゃんとした祭りくじはより儲かるようになるかもしれません。

 

 

おそらく警察にとっては、踏み込みにくい分野だと思います。

 

不正ではないのに、くじで当たりが出ないだけで、警察がいちいち動いていたらきりがないので。

 

不正かどうかの線引きは難しいはずです。

 

 

しかし、インターネットを使うことで、改善することができるのです。

 

今回のように、一般人が明らかな不正を発信していけば、塵も積もれば山となり、少しずつ世の中から不正が減っていく可能性があります。

 

これはだれでも発信できるからこそ可能になることです。

 

インターネットが無い時代と比べて、圧倒的に発信するコストが減った現代だからこそできることです。

 

 

一方、既存のメディアのように、慎重にチェックされた確かな情報のみが発信されるわけではありません。

 

「ネット私刑」という言葉のように、多数の無関係な一般人が、何の権利もなく他人に社会的制裁を与えるという、インターネットがあるゆえに起こる問題も多々あります。

 

この点には最大限留意する必要があります。

 

 

しかし、それを踏まえても、「誰でも発信できる」ということは重要な意義のあることだと思います。

 

モラルを備えた一般市民が、良くないと思うことを発信することで、社会は少しずつ良くなっていくのではないか、と妄想を書いて終わります。

 

 

以上、よろしくお願いします。