大学生のパソコン事情
「国際交流」≠「欧米人と英語で話す」ですよ
こんにちは、あうくばです。
大学で、留学生との国際交流を促進する活動をしています。
今日も1年生が団体の活動に興味があると、話を聞きに来てくれたんですが、「国際交流」=「欧米人と英語で話す」ものだと思っているようでした。
しかし、私の所属する経済学部には、中国をや韓国、東南アジア各国からのアジア系の留学生が多く所属しています。
しかも、短期ではなく4年間、大学で勉強していく留学生は、日本語学校で日本語を勉強してから大学に入るのが一般的です。
そのため、日本語で十分コミュニケーションが取れます。
なので私たちが日ごろ行っている国際交流は、アジアからの留学生と日本語で話すことになります。
そんな話を来てくれた1年生にしていると、どうやらちょっと期待外れだったようです。
国際交流をできると聞いて、留学生と話す・英語を話すチャンスだと思ってきたんでしょうね。
キャンパスの中には欧米からの留学生が集まる場所があるので、彼らにはそこを教えてあげました。
アジアからの留学生との交流も国際交流ですし、日常の会話や食事からちょっとした文化の違いを見つけたり、考え方の違いに驚いたりすることの楽しさは、アジア人とでも欧米人とでも変わりません。
まあ、英語を話すかどうかの違いはあるので、英語が話したい人には大きな問題でしょうが、、、
では、どうして、「国際交流」=「欧米人と英語で話す」だと思ってしまうのでしょうか?
やっぱり、まだまだ欧米に対するあこがれが残ってるんだと思います。
アメリカの背中を追って工業を発達させるとか、ヨーロッパのおしゃれなものをとりあえず取り入れるとか。
古い考え方ですが。
欧米で流行ったものをとりあえず真似しておくようなところにも、こういった気持ちが現れていますね。
ピコ太郎の一件がそれに当たると思います。
しかし、いつまでも欧米に憧れてはいられません。
これからはアジアの時代なので。
中国やシンガポールだけでなく、インドやフィリピン、インドネシア、タイなど、これからはどんどんアジアの国が発展していきます。
いつまでも欧米ばかり見て、欧米の真似事をしていたら、いつの間にか日本はアジア各国に追い抜かれていくはずです。
たかだか国際交流に対する考え方の話が、アジアと日本の今後の成長の話に直接関係ないとは思いますが、回りまわって繋がらなくもないかなと思います。
欧米だけでなく、アジア。
そして、南米やアフリカも。
今までは、発展のレベルでは日本が勝っていましたが、これからもそうはいきません。
そのような時代には、今までの見方ではない見方で、アジアや南米、アフリカを見ていく、そして付き合っていかないといけないと思います。
そんな変化の小さな小さなきっかけの一つに、自分らの団体の活動が貢献できればと思いました。
以上よろしくお願いします。